メリディアン 1勝クラス、ナミュール 阪神ジュベナイルフィリーズ レース回顧(2021/12/11-12)

メリディアン 惜しい!

2021年12月11日(土)
中京競馬場
第6レース 1勝クラス(牝馬限定)
ダート1800m

という条件のレースに出走した、メリディアンのレース回顧をします。
当日は13頭中7番人気と前走は嵌ったことがバレていたような人気でなぜかほっこり。そりゃそうだよなぁと思いつつ、それでも出資者は成長を期待して応援しています。馬体重を減らすことなくレースに出られるようになったのは、これはもう成長の証でしょう。
パドックでは、いつもの通りソワソワした感じで周回。見方を変えると気相乗りがいいというのかな。

レースへ
好スタートを決めるも、周りのテンのスピードが上回り中団からのレースに。4コーナーでは最内を突いて直線へ。直線に入ってから一瞬突き抜けそうな勢いはあったものの前を捕まえきれずに4着でゴール。

坂口調教師
先団のポジションに付けられそうな好スタートだったとは言え、周りとのスピード差で自然と下がる形。道中は他馬を気に掛け、右へ左へフラフラしていた模様です。それでも直線へ向くと真剣に走り、内の狭いところから結構な伸び。ずっと窮屈なレースで申し訳なかった・・・と和田騎手は振り返りました。一瞬は勝ち切るかと思える勢い。クラスやペースに段々と慣れており、現級の突破も近付いています

いや~今回も見せ場があって楽しかったですね!一瞬突き抜けるか!?と思うように見えたものの前を捕まえるまでには至りませんでした。タイムは早くないのでなんとも言えませんが、メンバーレベルによっては、勝ち上がりも見えてきてはいますね。
前でレースをしたい割にはやっぱりテンのスピード不足感が否めない。無理にポジションを取らずに終いにかけるレースを試してほしいと前々から思っているんですがね。阪神1400m、1800mで後方からやってくれないかなあ。前でやるにはもう少し距離が必要ですが、小柄な牝馬では厳しいかな。
なんとか勝てる条件、乗り方を見出してほしいが坂口厩舎。ロードエクスプレスが障害へ転向しましたが、それまでのレース選択を見ている限りこの厩舎の考え方とは合わないような気がしているので、こちらの思うような選択はしてくれそうな感じはしないんだよな。
まあ、メリディアンの場合はここまでいいレース選択となっているのでなんとか勝ち上がりまでの糸口を見つけてくれることを期待しましょうか。

ひとまず
メリディアンさん、お疲れさん!
和田騎手、ありがとうございました!

この記事は株式会社ロードサラブレッドオーナーズの許可を得て転載しています。

ナミュール 悔しい

2021年12月12日(日)
阪神競馬場
第11レース 阪神ジュベナイルフィリーズ
芝1600m

という条件のレースに出走した、ナミュールのレース回顧をします。
レース展望のブログでは、昼飯を食べられるかわからないと書いていましたが、意外とお昼頃はそこまで緊張感はなく早めに食べられました。しかし、レースが近づくにつれて緊張感も出てきており、馬体重が発表された後からは、どうしようどうしよう状態でした。
-10kgという馬体重には正直驚きましたね。遠征でも減らなかった馬体重でしたから安心していたのですが、やはり2歳牝馬、当日までは安心できないんですね。
パドックでは確かに少し細く映りましたが、ガレた感じには見られずしっかりと歩いていたので、これなら問題ないなと思いました。

そして、いよいよレースへ。直前まで人気は変わらず1番人気で挑むことに。

17番枠で先入れ、少し渋る素振りを見せたもののそこからはスムーズにゲートイン。他馬も続々ゲートインし、スタート。
大きく出遅れて後方からのレースに。内へ入れて追走し馬群へ入るもかかり気味の様子。4コーナーで最後方から最内を突き直線へ。
一瞬でトップスピードまで加速し、前の馬を交わしていくも、先頭は捕まえきれず4着でゴール。

 

高野厩舎
「今日は期待に応えられず申し訳ありませんでした。ゲートは、練習したことで駐立時ガタガタしなくなったのですが、今日は後脚が開いて後ろにモタれるようにしていたようで、タイミングが悪く出遅れてしまったとのことでした。さらに出た後に外からぶつけられてちょっとハミを噛んでしまったそうなのですが、そこは内に入れてうまくなだめて折り合って進められたそうです。さすがに差すまでには至らなかったものの、直線は素晴らしい脚で能力は高いと言っていましたから、今後はなんとか課題を克服して大きい舞台を目指していきたいと思います」(高野師)
上がり3ハロンの33秒6はメンバー中最速なだけに、五分にスタートを出ていれば…と思ってしまいますが、これで課題も見えてきましたし、能力の高さも改めて示せた内容だったのではないでしょうか。この後はしっかり状態を確認した上で、今後のプランについて検討していきます。
Cデムー騎手
ゲートの出が悪くて後ろからになり、向こう正面でもいろいろな馬が交錯して怖がっていました。馬場が悪いなかでも前があいてからはしっかりと伸びてくれたけど、外枠で難しかったです

いやぁ、悔しかったですね。レース直後は本当に悔しくて言葉がでませんでした。恐らく出資者も馬券購入者も思ったことは同じ。
「大外まわしてくれていたら」「なぜ最内を突いたのか」
少なくともレース直後、私はこう思っていました。馬の末脚を信じてくれていなかったのかなと。しばらくはこれを考えていましたが、更新内容を見てパトロール映像を見てみることに。

出遅れ
サークルオブライフの真後ろ
サクに寄られる
最内へ

パトロール映像を見ると、これは仕方ないなと。サクに寄られて内へ行ってしまったというか行かざるをえなかったというか。
そこからスイッチが入ったため馬群へ入れてなだめたと。直線へ入り前の馬が外側へ寄れるような動きがあり、外へ行くよりは内が空いたので内を選択したという感じでしょうか。
経験の浅い2歳同士ですから、予期せぬ動きもあるでしょう。それは仕方ないと考えるとやはりスタートさえうまくいっていれば結果は違ったのかなと思いましたね。
懸念していた多頭数はクリア、ミドルペース以上のレースでも上り最速の末脚は使えた。と考えると残る課題はゲートだけですね。
4着という結果ではありましたが、今回のレースを見て、改めて強いなと思わされました。と同時にハープスターを思い出しました。ここでハープスターを出すのもおこがましいかもしれませんが、私としてはそれぐらいのポテンシャルがあるんじゃないかと思いました。
条件が違うことくらいわかっていますが言わせてください。
2013年阪神JFの勝ち時計が 1:33.9
ハープスターは2着に負けましたが、上り最速の 33.6
今回の阪神JFの勝ち時計が 1:33.8
ナミュールは4着に負けましたが、上り最速の 33.6(ナミュール自身のタイムは 1:34.0)
課題はゲートですが、ハープスターくらいのポテンシャルがあるならば腹をくくって最後方から直線一気を見てみたい気持ちになりました。
もし、川田騎手に戻るようであれば、ハープスターで得た引き出しを引っ張り出してきてほしいなと、妄想をしながら桜花賞の日程にあわせて航空券と宿の予約をしました。
まだ2歳、阪神ジュベナイルフィリーズが最後ではなく本番はこれから。本番までに課題を修正して本番は見返してほしいですね。
まずは、無事にレースを終えられたことにホッとしておりますが、悪い報告がないことを祈りつつ次の更新を待ちたいと思います。

ひとまず
ナミュールさん、お疲れさん!!
Cデムーロ騎手、ありがとうございました!!

この記事はキャロットクラブの許可を得て転載しています。

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