ロードシュトローム 早鞆特別/セレシオン すみれステークス/メリディアン 2勝クラス/ヴィジュネル 阪急杯のレース回顧(2022/02/26,27)

ロードシュトローム 良かった

2022年02月26日(土)
小倉競馬場
第10レース 早鞆特別(2勝クラス)
ダート1700m

という条件のレースに出走した、ロードシュトロームのレース回顧をします。
あまり揉まれたくないが比較的内側の枠順になった今回。逃げるか、逃げられずに揉まれて沈むか、最後方から捲るか。この3つのどれかになるだろうと想定しパドックまで待機。
パドックでは落ち着いて周回しているように見え、いい雰囲気であることを確認。

そしてレースへ。
スタート直後躓いて、さらに少々両サイドから挟まれてしまい後方からのレースに。
道中は最後方からポツン状態でゆったりと進め、3コーナーあたりから徐々に追い出し開始。
4コーナーでは大外をまわり直線でジリジリと伸びて7着でゴール。

清水調教師
駐立が悪かった影響で躓いた他、両側からも挟まれる格好。完全に出遅れた部分を踏まえ、思い切って後ろでジッと我慢した模様です。3、4コーナーの勢いや直線の脚は評価できるだけに、これからは差すレースも考えられそう・・・とのジョッキーのコメント。ロスの大きな形で差を詰めた点は、先行策一辺倒の本馬には良いキッカケになるかも知れません。
出遅れてしまいましたが、収穫の多い一戦だったのではないでしょうか。直線で上りが使えることが分かったので、これからは敢えて控えてラストの脚にかける脚質に転換できそうですね。
道中の進み具合がわるかったのは、キックバックが原因かあるいは真面目に走っていないからなのか。何れにしてもこういう形を敢えて作って慣れてくれたらこのクラスを突破できるかもしれないですね。
今回のように終いを生かす脚質に転換できれば、小倉1700mにこだわらなくてもいいでしょうし選択肢も増えるので楽しみですね。
ひとまず
ロードシュトロームさん、お疲れさん!
横山和生騎手、ありがとうございました!
この記事は株式会社ロードサラブレッドオーナーズの許可を得て転載しています。

セレシオン 成長が必要か

2022年02月26日(土)
阪神競馬場
第10レース すみれステークス(L)
芝2200m

という条件のレースに出走した、セレシオンのレース回顧をします。
ここを勝てればクラシックへ出走するチャンスが得られるだけに今週一番期待していた一戦でした。
パドックでは、落ち着いて周回しているように見え馬体も変わらず良く見えました。直前の水仙賞で前走2着だったトゥデイイズザデイが負けてしまったことが影響してか最終的に3番人気に。

そしてレースへ。
まずまずのスタートから出たなりで後方を追走。4コーナーから馬群の内を突くも先頭集団を捕まえられず4着でゴール。

友道厩舎
「今日は結果を出すことができず申し訳ありませんでした。ジョッキーに聞くとスタート後からずっと左にモタれていたようで、できれば前目に付けたかったけれどできなかった、とのことでした。能力はあるのですが、やはり難しいところが出てきていますね…。馬がしっかりしてくればまた違うでしょうが、現状は左回りを狙っていくのがいいように思います。上がりの歩様は問題なさそうでしたが、この後については馬体をしっかりチェックしてから考えます」(友道師)
デビューから連勝して迎えたここですから、勝って次に繋げたいところでしたが、勝負どころからはレース映像を見ていても分かるほど左にモタれていて、結果力を出し切れないまま終わってしまいました。厩舎でもコースで3頭併せを積極的に行って教え込んでくださっていますが、現状は左回りの方が馬にとってもいいのかもしれません。この後についてはレース後の状態を確認してから検討していきます。
ん~パトロール映像も一応見てみましたけどねぇ。確かに直線はずぅーと左にもたれるのを修正しながら追い込んでいるのは確認できましたが、ある程度想定できる動きだったのでは。まあそれも含めて現状の能力の一部として考えなければいけないんでしょうけど。それでもちょっとレース運びにはガッカリですね。
スタート直後、確かに左に寄れて迷惑をかけてしまったのは申し訳ない。が、そこでゆったりと構えている場合じゃないんだよなぁ。まあ、気性的な問題があるので行けなかったのかもしれませんが。
それにしても内回りのコースを内を突いて突き抜けられるような馬ではないし、もうちょっと早めからロングスパートを仕掛けてもよかったんじゃないのかな。
まあ、気性面も含めて現状の能力ではこれが精一杯なのかもしれませんね。そんなに簡単にクラシックに参加はできませんよ~ということですかね。
現状は左回りの方がいいということなので、状態等に問題がなければ青葉賞か京都新聞杯が候補でしょうか。次走の候補を楽しみに待つことにしましょう。
ひとまず
セレシオンさん、お疲れさん!
和田騎手、ありがとうございました!
この記事はキャロットクラブの許可を得て転載しています。

メリディアン 面白いですねぇ

2022年02月27日(日)
阪神競馬場
第8レース 2勝クラス(牝馬限定)
ダート1800m

という条件のレースに出走した、メリディアンのレース回顧をします。
前走ではまさかの勝ち上がりにびっくりしていましたが、今回はメンバーレベルが違い過ぎたので果たしてどこまでやれるかという心境でパドックまで待機していました。
パドックでは、少しチャカつく感じでいつも通りの雰囲気に見えましたね。

レースへ。
スタートは五分に出るも、無理に位置を取りに行こうとせず、後方から進めることに。3コーナーから徐々に加速していき4コーナー前でムチの合図とともに追い上げる。
直線に入り、ジリジリと伸びるも先頭集団まで届かず、8着でゴール。

坂口調教師
外枠を引いた分を加味。ゲートをスムーズに出れば前で運び、行けなかった場合は馬群でロスの少ない競馬に切り替える・・・との作戦を立てていました。後者を選択する形だったものの、遅いペースでも直線はマズマズの伸び。更に良くなっており、2勝クラスでも通用する・・・とのジョッキーの話です。昇級戦と言う点も考慮すれば評価できる内容。様子を見ながら積極的に次走へ向かいたいです

スタート直後、案外押っ付けていかないなと思っていましたが、敢えて後ろから試すことにしたのかな。私としてはこの形を試してみてほしかったのでヨシヨシと思っていましたが、案外ペースが上がらず。
ただ、メリディアンでも力を発揮できるペースだっただけに、直線に入ってからの末脚を期待しましたが、速い上がりを使うことができませんでしたね。
やはり後方からでは厳しいみたいので、スタート後位置を取るしかないかもしれないですね。展開次第ではまた馬券内を狙うこともできるかもしれないと思った一戦でしたし、8着という結果にはよく頑張りましたと褒めてあげたいですね。

ひとまず
メリディアンさん、お疲れさん!
和田騎手、ありがとうございました!

この記事は株式会社ロードサラブレッドオーナーズの許可を得て転載しています。

ヴィジュネル 力及ばず

2021年02月27日(日)
阪神競馬場
第11レース 阪急杯 GⅢ
芝1400m

という条件のレースに出走した、ヴィジュネルのレース回顧をします。
当日は想定通りの11番人気とナメられてるな~と感じながら、大穴をあけてほしいという期待を胸にメインレースを楽しみに待っていました。
パドックでは、いつも通りの雰囲気で周回していることを確認。

返し馬も問題なし

そしていよいよレースへ。
五分のスタートからジワッと押して先団につけて、促しつつ2番手を進む。
3コーナー手前くらいでモントライゼがハナを奪うも、ヴィジュネルの動きには問題なく直線を向くが、追ってから反応せずズルズルと後退し13着でゴール。

渡辺厩舎
「今日はこのような結果になり申し訳ありませんでした。スムーズな競馬だっただけにもう少し粘って欲しかったですね…。ジョッキーも“流れに乗れているのに思ったほど脚が溜まらない”と言っていました。1400mは合っていると思うのですが、キッカケを作る意味でも一度1200mを使ってみるのもいいのかなと考えているところです」(渡辺師)
昇級戦はマイルでしたし、得意の1400mでどれだけやれるかと思って見ていましたが、好位で進めたものの残念ながら直線は一杯になってしまいました。流れには乗れていてスピードは十分あるだけに、今後についてはいったん1200mで変化をつけることも検討していきます。この後は馬体を確認してから検討します。
勝ち上がってきた1400mで全く勝負にならず、14頭中13着という結果に終わってしまいました。ミドルペースくらいで展開したレースだったものの、苦しくなったのか抵抗できずにズルズルと後退していったときには少しショックでしたね。勝馬は後ろでレースをしていた馬ですからね・・・。展開的に不利だったということは考えにくい。
これが力の差なのか、真面目に走っていないのか。ずっと舌を出して走っているのは気になるところですね。可愛いけど(;´∀`)
一旦1200mで変化をつけてみるという事なので、それがきっかけになればいいのですが。いいきっかけなので、私としては一旦ダートも使ってみてほしいと思っております。
リフレッシュして立て直してくれることに期待しましょう!
ひとまず
ヴィジュネルさん、お疲れさん!
藤岡康太騎手、ありがとうございました!
この記事はキャロットクラブの許可を得て転載しています。
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