逃げられず
2019年11月23日(土)
東京競馬場
第8レース 2勝クラス
ダート1600m
という条件のレースに出走したロードストライクのレース回顧をします。
前走は、難しい気性が災いして、惨敗となってしまいましたので、今回もその可能性は十分あるだろうと考えていました。そしてよりによって最内の1番枠となってしまったので、これは難しいレースになるだろうとも思っていました。
パドックでは、いつものようにチャカつきが目立ちましたが、馬体はすっきりしており、仕上がってるな~という印象でした。
スタートは、五分に切ることができたものの
行き切ることができず、2番手からのレースを強いられることに。
レースが進むにつれて、外の馬たちが先行集団に追いつき、そのタイミングで外の馬を気にしてなのか、追走もままならない感じに。
直線入り口では、あぁもうダメだなという手ごたえであり
直線に入り、ムチに少しは反応するものの位置は変わらず
大人にはなっていなかったようだ
前が速過ぎた為に予定通りに逃げられなかったとは言え、キックバック自体は平気。最初は控えても結果を出せそうな感じでした。ところが、その後は他馬に気を使ってラチを頼る素振り。ずっと外を嫌がってまともに走っておらず、1番枠が大きく響いた印象です
新潟で勝った際と同じように少しイレ込んでいたのは好材料と解釈。最内を引いた部分を踏まえ、ハナを主張する作戦を採りました。ただ、後ろにいた馬が台頭するレース展開。前が極端に速かっただけに、3kg減を相手に深追いをしても自滅の可能性が高かったはずです。周りを怖がって力を出し切れませんので、色々な条件を試すタイミングかも・・・。久々の芝を使うプランや少頭数の番組を狙うのもアリでしょう
結果的に同じような位置でレースを進めたグレートウォリアーが12着で勝ち馬は、追い込み、2、3着馬は差しと、かなりハイペースな展開でしたので、もし逃げられたとしても、勝つことは難しかったのではないかなと思います。
前走のように、難しい気性が災いして、追走もままならず、力を出し切ることはできなかったかなという印象ですね。いや~難しい。一筋縄ではいかない馬ですね。キックバックは問題ないが、他馬を気にするということなので、馬具を使ってみたらどうなんでしょうかね。
今後も逃げしか考えないのであれば、今回と同じようなレースが続くでしょう。他馬より、テンのスピードが速いわけではないし、ダートはハイペースになりやすいですからね。いいタイミングだと思うので、差し、追い込みを試してみるのもイイのではないでしょうか。スタートは出たなりの位置で他馬が少ない環境に、直線で外に出してタメた脚を解放。
今回は1番枠でしたので、出していくしかなかったでしょうけど・・・。
芝も検討しているとの事ですが、芝での走りも見たかったので、楽しみです。馬体的には、ゴリゴリのダート馬じゃないと思うので、一度中山芝1600mで走ってみてほしいな!
ひとまず、ロードストライクさん、お疲れさん!
皇成騎手!また、お願いします!!