ヴァンデスプワール、ソレンニータ、ルージュグラース レース回顧(2021/08/14~15)

ヴァンデスプワール ラストチャンス

2021年08月14日(土)
新潟競馬場
第4レース 未勝利戦
芝2000m

という条件のレースに出走した、ヴァンデスプワールのレース回顧をします。
当日の朝5時くらいに目が覚めて、ヴァンデスプワールのレースを妄想し二度寝を繰り返し。午前中はずっとドキドキしていました。
前走は、直線で進路をカットされる不利があり悔しい思いをしたレースだったため、復帰戦の今回は前走のリベンジを期待してパドックを待っていました。

パドックでは、落ち着いた様子で馬体も細くは見えませんでした。

そしてレースへ

ゲート内では落ち着いている様子で好スタートを切る。抜群の行き脚で外の馬を行かして二番手で追走するかたちに。道中はギリギリ折り合っている印象。ペースが落ち着いたところで、一気に捲られるも、つられることなく二番手で我慢。抜群の手応え手で直線に入り、末脚を伸ばすも、ゴールでは僅かに届かずクビ差の2着。

21/8/14  高橋文厩舎
「小柄な馬なので輸送減りをまず心配していたのですが、対応してくれましたね。トレセンでの格好をキープして臨むことができていました。実戦へ行くと一生懸命に走ってしまうところがあるから気負いを心配しましたが、レース前もレースでも上手に対応してくれたと思います。出入りが激しかったわりには我慢できていたと思いましたし、終いにかけての走りも良かったのですけれどね…。結果だけがついてこなかったです。使い込みにくいタイプだけに勝ち切りたかったのでかなり悔しい2着ですが、チャンスは残されましたので、何とかキープしていきたいです。あまりにもガクッと来るようならば無理はできませんが、中1~2週を軸に考えていければと思っています」(高橋文師)前走後、脚部不安を癒すべく北海道で休養に入りました。その休養明け初戦とあって簡単な戦いにならないと覚悟はしていましたが、道中は我慢ができ、上手に走れていたように思えましたし、勝負どころの手応えからもヨシッと思えたのですが、間を縫って伸びてきた勝ち馬にすくわれてしまいました。久々後の心身の反動面を考えてもできることならばここで勝ち切っておきたかっただけに非常に大きなクビ差となってしまいましたが、チャンスは残りましたので、この機会を何とか掴み取って今後に繋げてもらえたらと願っています。

レース直後は、心臓が痛かった。この一戦にかけていただけに、首差の2着という結果には愕然としました。やはりスローの上り勝負は不向きでしょうね。逃げてペースを作ったらどうだったかとは思いますが、逃げた馬は逃げを主張する勢いでしたし、競り合ったら折り合えなくなりそうなので、難しいでしょう。捲られた際にも落ち着いていたしポジションもそのままだったので良かった。唯一、心残りなのは、直線入り口で内を締めなかったこと。パトロール映像を見る限り、馬場を選んで内を空けたのかなと思いますが、内が空いたことで、勝ち馬は楽に抜け出して来ましたから、もったいないことをしましたね。もし内を空けていなければ、首差は埋まっていたんじゃないかなと・・・。現状では、その首差を埋めることはできませんでしたが、長期休養明けの初戦ですから、仕方ないかもしれません。まあ、未勝利の身なのでそんなことも言っていられませんが。
馬体に問題がなければ、次走は中1~2週で予定ということなので、同条件か芝2200mでしょう。マジのラストなので恐らく、メンバーは揃うでしょう。私としては、やはり上り勝負は向いていないと思うので、少しでも上りがかかりそうな2200mの方をチョイスしていただきたいところ。少しでも間隔を空けられる方がいいでしょう。ダートでもいい気もしますけどね。
当日は、ず~っとため息ばかりでしたが、仕方ないですね。ラストチャンスにかけましょう。
ひとまず

ヴァンデスプワールさん、お疲れさん!
津村騎手、ありがとうございました!

この記事はキャロットクラブの許可を得て転載しています。

ソレンニータ 残念

2021年08月15日(土)
新潟競馬場
第6レース 未勝利戦
ダート1200m

という条件のレースに出走した、ソレンニータのレース回顧をします。
過去3走とも、直線で失速するレースで何が問題なのか不明なレースが続きましたが、今回は、ブリンカーを着用して調教でもブリンカー効果がありそうな変わり身で良さそうな雰囲気でしたので、一発の可能性もあるぞ!と期待していました。

パドックでは、今までで一番良さそうな雰囲気で周回しており、これは!と内心ドキドキしていました。
とにかく、スタート決めて、前でレースしてくれと祈り、レースへ。

五分のスタートを切るも、他馬の方がスピードが速く、先団より少し後ろでレースを進めることに。それでも砂を嫌がることもなく、手応え良くレースを進め直線へ。手応えは良くも悪くもなく、前の馬を捕まえることはできず、そのままなだれ込み、9着でゴール。

土田調教助手
一旦は除外の可能性が高かっただけに、土曜日のダート1200mへの変更も検討。ギリギリまで出走状況を見極め、結果的に第一希望へのゲートインが叶いました。ただ、肝心のレースでは残念な結果に終わり、率直に言ってダートより芝の方が合っている・・・との石川騎手の談話。また、ブリンカーの効果が得られても距離短縮で忙しく、周りが速い分だけ置かれ気味だった・・・と振り返っています。直線を向いても伸びず、バテずのワンペース。3歳未勝利の終了時期も考慮し、今後について協議を行なう予定です

パドックから雰囲気は良かっただけに、う~ん残念です。やはり1200mは少し忙しかったですね。ダート1800mで見たかったのが本音ですが、仕方ないですね。この内容ですと恐らく抹消でしょうね。
4戦のみのレースで終わってしまうのは勿体なく思いますが、お疲れ様でした。今までありがとう。

この記事は株式会社ロードサラブレッドオーナーズの許可を得て転載しています。

ルージュグラース 悔しい

小倉競馬場
第9レース 筑紫特別(1勝クラス)
芝1200m

という条件のレースに出走した、ルージュグラースのレース回顧をします。
前走は、勝ち馬に突き放された2着という結果に終わり、精神面の成長が必要ということで滞在ができる小倉の芝1200mを目標に調整されました。正直1200mは合うんだろうかという思いもありましたが、距離を伸ばすよりかは短くする方がいいという判断なんでしょう。
当日の馬場がどうなるか気になっていましたが、意外と馬場の回復が早く、稍重に。

パドックでは、ソワソワするような歩様が気になりましたが、馬体は良かったように思います。
いざ、勝負!

好スタートを切るも、馬のリズムで進めるかたちに。1200mのペースにも問題なく追走し、4コーナーから手応え良く直線へ。大外から一気に末脚を伸ばすも、わずかに届かず首差の2着。

安田隆調教師
「前もって小倉に輸送して調整させていただいのでプラス体重でレースを迎えることができましたし、テンションが上がり過ぎることなく競馬に臨めたと思います。大雨もあったので、前日輸送だったからこうはいかなかったはずです。昨日(土)枠順が発表され大外枠が当たったと知ったときは『開幕週で大外枠はついていない』とスタッフと頭を抱えましたが、この結果ですからかえってよかったかもしれません。馬場もこなしてくれましたね。松山騎手は『小回りコースの1200mは忙しいかもしれないと思っていたが、問題なくこなしてくれた。スピードがあってレースセンスもいいし、休む前より馬もしっかりしているのですぐに勝ち上がれるはず』と話していました。権利もとれたので、この後も小倉競馬場に滞在して次走に備えるつもり。間隔を中1週にするのか中2週にするのかは馬の状態を確認して判断させていただきます」

1200mはどうかなと思いましたが、問題なく追走できましたので良かったですね。しかし、ホントあとちょっとなんだけどなぁあ。斤量差ある割には突き抜けられませんね。まあ、ルージュグラースの場合、精神面との戦いがありますので、一叩きした次走が本当の勝負レースになるかもしれませんね。滞在効果に期待したいところです。ただ一つ気になるのが、今回は雨が降って馬場が渋ったこと。次走も雨が降るとは限らないので、パンパンの良馬場で勝負できるかどうかは・・・。ひとまず

ルージュグラースさん、お疲れさん!!
松山騎手、ありがとうございました!!

この記事は東京サラブレッドクラブの許可を得て転載しています。

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