もったいないが仕方ない
2020年09月27日（日）
中京競馬場
第4レース 新馬戦
芝1400m
という条件のレースに出走したルージュグラースのレース回顧をします。
ロード以外のクラブで初めてのデビュー戦であり、1番人気ということでパドックの数十分前くらいから、今までで一番と言っていいくらい緊張していました。
パドック映像が見づらかったので判断は難しかったですが、横の比較では一番良く見えたように感じました。
ゲート入りもスムーズで、まずはホッとしましたね。
スタートの一歩目が出遅れてしまい、その隙に両サイドの馬に進路を奪われ、後ろからのレースとなってしまう
その後、集団に追いつくように少し促される
3,4コーナーの中間あたりから、追い出し開始
直線に入るも、まだ後方グループ
内をつき、馬群を捌きながら上位グループへ
ムチにこたえて、少し伸びるが勝ち馬には届かず、惜しくも4着でゴール
次走に期待したい
レース前はすごく落ち着いていたので、これなら大丈夫と思っていたのですが、スタートがポコッという感じになってしまいました。練習ではけっこう速かったのでもっと前での競馬をイメージしていたんですけどね。北村友騎手は『１歩目は出たのですが、まだ非力なのでダッシュがつきませんでしたし、道中もパワーがないので思ったほど前に進んでいかなかったです。直線に向いてすぐは周りが止まったのと、この馬がいい脚を使ったところが重なり一気に差をつめられましたが、体力が限界になり最後の最後で甘くなってしまいました。現状もう少し体力やパワーをつけてもらう必要がありますが、きょうで競馬を覚えたはずなので１回使った次は変わってきそうです』と話していました。期待していただけにこの結果は残念ですが、また頑張っていきます。このあとについては少し様子を見て判断したいと思います
出遅れがもったいなかったですね。出遅れて、かなり長く脚を使わざるを得なかった。レース直後は、出遅れなかったらどういう結果だったのか、と悔しい思いでいっぱいでした。
ただ、今回のレースである程度の末脚は使えることがわかったし、躊躇なく馬群に突っ込めることもわかったので収穫はあったかな。
新馬戦にも関わらず、結構ペースが速かったのが想定外。2番手でレースをして勝ち上がった勝ち馬は強かったと思いますが、Bコースに変わったことで、当日は前残りが多かった印象もあり、力負けではないはず。単純なタイム比較でも、前日の新馬戦同条件の勝ちタイムは1’23.4。当日同条件の未勝利戦の勝ちタイムが1’22.3。このレースの勝ちタイムは1’22.6。ルージュグラースは1’22.7。なので、新馬戦でこのタイムなら、低レベルでもないかなと思います。
続戦できるか気になりますね。優先権の期間内に出走してほしいところ。続戦なら10/17京都牝馬限定1600mか翌週の1400、1600mあたりになるかな。私としてはもう一ハロンくらい伸ばして、もう少し余裕を持ったレースを見てみたいかな。
とまあ、デビュー勝ちを期待していましたが、やっぱりホント難しいもんですね。改めて、デビュー勝ちをする馬って凄いなぁと思ったレースでした。
ひとまず、ダメージがないことを祈り、続戦希望！
ルージュグラースさん、お疲れ様でした！
北村友一騎手、ありがとうございました！
この記事は東京サラブレッドクラブの許可を得て転載しています。
