ヴィジュネル 未勝利戦回顧(2020/10/24)

よくやった!!

2020年10月24日(土)
京都競馬場
第2レース 未勝利戦
芝1600m

という条件のレースに出走したヴィジュネルのレース回顧をします。
前走のデビュー戦は、重賞級の末脚に屈し惜しくも2着という結果でしたので、2戦目の今回で何とか勝ち上がりを決めてほしいと思っていました。
馬体重は、-2kgでしたがパドックでは絞れたというか、前回より引き締まったように見えました。同じキャロットのヴェックマンも非常に良く見えましたので、一筋縄ではいかないなという印象。

ゲート入りはスムーズだったのかな。ゲート内では落ち着きがない様子。
その影響もあってか、スタートは出遅れてしまう

後方3,4番手からレースを進めることに

3,4コーナーの中間あたりでもまだ後方

4コーナーから直線入り口前くらいから追い出し開始

直線に入り、大興奮
差せ!

差せ!!

差せ!!!

何とかクビ差で差し切り優勝!

焦らずじっくりいきましょう

渡辺厩舎
24日の京都競馬ではゆったりめのスタートから道中は後方に控える。直線で外に出してからはいい脚を見せ、ゴール前で2着馬を交わして見事優勝。「ありがとうございました。4コーナーの位置取りからはさすがに今日は厳しいと思ったのですが、最後よく差してくれました。ジョッキーも『今日は馬に助けられた』と言っていましたが、こういう競馬を経験できたことは良かったかもしれません。ただ、ゲートは少しバタバタしていたので、そのあたりは課題になりますね。この後は一度放牧に出したいと思います」(渡辺師)ゲートが良くなかったこともあって厳しい位置取りになりましたが、直線に入ってからはしっかりと伸びて初勝利を掴みました。この後はひと息入れる予定ですが、まだ成長の余地も多分に残しており、今後の活躍が楽しみです。

まさかの出遅れで、4コーナーでも後方だったので、実は今回は無理かなと思っていました。しかし、そこから力強い末脚で追い込み、クビ差ですがギリギリ差し切ってくれましたね。上り最速の末脚を使えたことは収穫。
ただ、一度競馬を経験したことが影響したのかはわかりませんが、ゲート内で落ち着きがなかったのは、今後の課題になりますね。単純に出遅れは不利ですから、これは癖にならないようになんとか修正してほしいところ。
結果的にハイペースになって、上り最速の末脚を使って勝てたわけですが、今回前でレースをしていたらどうなっていたか気になるところ。そう思うと、2着のフランクエトワールは結構強い内容だったのかなと思います。
また今回の馬場は稍重でしたが、かなりパワーが必要な馬場状態だったのかなと思います。前回の不良馬場よりタイムは遅いが、おそらく前回の不良馬場こそ特殊な馬場状態だったのではないかと。開幕の馬場で不良馬場なので、不良ではあるが走りやすいタイムは出やすい馬場だったのかなと。それに比べ今回は、荒れ馬場で走りづらくパワーも必要な状態だったのかなと思います。
何れにしても勝ち上がれて、とりあえず、ホッとしています。キャロット入会時の出資馬ですから、募集時の人気はなかった馬ですが、結果を出せて良かった!
この後は一旦、放牧で一息入れるとのことですが、遅生まれですし、焦らず、じっくり馬にあわせてやってくれたらいいかなと思います。

ひとまず
ヴィジュネルさん、お疲れさん!!
幸騎手!ありがとうございました!!

 

この記事はキャロットクラブの許可を得て転載しています。

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