ヴィジュネル ニュージーランドトロフィー回顧(2021/04/10)

あと一歩

2021年04月10日(土)
中山競馬場
第11レース ニュージーランドトロフィーGⅡ
芝1600m

という条件のレースに出走した、ヴィジュネルのレース回顧をします。
今回の重賞は、前走よりかなり勝てる可能性があると思っていたので、当日の単勝オッズには驚きました。最終的には、8番人気で20.8倍だったようですが、1戦1勝の馬、ダート馬、1度勝っている馬より下に見られているとは・・・。内枠に入っているにも関わらず、これは舐められすぎだろとイラっとするとともに、応援馬券的にはおいしいなと思ったり。複雑な心境でした。
パドックでは、前走時よりは落ち着いて歩いており、横の比較でも前走より相手関係は楽な印象。ただ、前走から更にマイナス体重となり、馬体も少し寂しく見えた。
スタートは五分に切り、少々押してポジションを獲りに行く

直後、サトノブラーヴがかかり気味に前に突進し、ブレーキを踏む

先団より、やや後方の位置でレースを進め

3、4コーナー中間辺りからペースアップ

直線に入り、ラストスパート

捕まえることができず、4着でゴール

一旦リセット

渡辺厩舎
3着以内を目指していたので残念でしたが、勝ち馬が強かったですし、その中で力は出せたと思います。内枠もこの馬にとっては良かったようで、内々を器用に立ち回ってくれました。ジョッキーも“すごくいい馬。これからしっかりしてくればもっと楽しみ”と高評価でしたし、重賞戦線で戦っていることを糧にしていきたいと思います(渡辺師)

正直なところ、レース後は少しショックでした。もう少しやれると思っていたので、3着に届かなかったのが悔しかった。まさか、バスラットレオンがあんなに強いとは思っていなかったし、タイムトゥヘヴンも舐めていました。おみそれしました。ただ、ライバルとして考察した馬4頭中2頭が馬券内に入っているわけですから、読みは間違っていなかったかな。ヴィジュネルが馬券内に入ってくれたら最高だったんですが・・・。
レースの内容は、サトノブラーヴが前に突進し、ブレーキを踏む不利があったり、サトノブラーヴの後ろに構えていたため、少し間隔を空けていたのは、仕方なかったのかなと思います。また、サトノブラーヴが突っ込んでこなければ、もっと前のポジションを確保できていたはずで、少し残念ですね。
ただ、当日の馬場は、内が緩くなっている状態だったみたいなので、直線に入ってから、バスラットレオンのような進路で外に誘導してあげたら、もう少し3着との差は際どかったのではないかなと思っています。もしかしたら、ヴィジュネルならこなせると思っての進路だったのかもしれませんが。

レース直後は、ショックだったと言いましたが、少し時間をおいてよく考えたらGⅡで4着というのは、私が経験した中で最高の結果だったわけで、とても立派だということに気づきました。まあ、それほど期待値が高かったということですね。
結果的にあと一歩及ばず、4着だったので、一旦リセットしてほしいですね。デビューしてから、馬体重は減っていく一方ですから、いい機会だと思います。5月生まれであり、内田騎手からも褒められているわけですから、伸びしろはまだまだあるでしょう。

ということで

ヴィジュネルさん、お疲れさん!
内田騎手、ありがとうございました!

この記事はキャロットクラブの許可を得て転載しています。

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