ヴァンデスプワール、ロードシュトローム レース回顧(2021/01/16-17)

ヴァンデスプワール 悔しいです

2021年01月16日(土)
中山競馬場
第5レース 未勝利戦
芝2000m

という条件のレースに出走したヴァンデスプワールのレース回顧をします。
デビュー戦は1600mで4着と善戦してくれたので、折り合えれば2000mもこなしてくれるだろうと、ある程度の結果を期待していました。
パドックでは、歩様に活気があり、馬体は仕上がり切っている感じに見えました。ただ、やはり少し細いなあという印象。
スムーズにゲートイン。スタートが決まり

内の逃げ馬を見て二番手でレースを進める

ギリギリ折り合っている様子で外から交わされてもつられて折り合いを欠くこともなし

3コーナー手前で後ろから交わされるも我慢し脚を溜める

3,4コーナー中間あたりのペースアップに併せて、追い出し開始

直線に入り、先頭が射程圏内まで追い上げる

ムチの合図にこたえ、加速

トップスピードまで加速しそうなところで、コスモマインから不利を受ける。

再加速し、なんとか3着でゴール。審議のランプが点灯するも着順は変わらず。

ヴァンデスプワール これも競馬か・・・

高橋文厩舎
初戦が結構張り切って走っていたような印象だったのでマイルから2000mに延びる今回でどこまで対応できるかというのが大きなポイントの一つでした。ただし、抑え込まないで気分良く走らせることができれば対応が可能なのではないかという手ごたえを調教の感触から得られていたので、ジョッキーにはその旨を伝えておいたんです。実際のところ、いい形で運んでくれましたよね。津村とも話になりましたが、頭の位置の良いフォームで走れていたように思いましたし、途中で隊列が変わってかかっても不思議ないのに我慢して折り合いをつけられていました。直線でも脚がありましたし、距離にメドを立ててくれたと言えるのではないでしょうか。ストライドの大きな馬なので最後の進路カットでブレーキを踏む形になり影響を受けたのは間違いありませんが、結果を抜きにすると今後につながる良い競馬になったのは確かだと思います。肝心の体はやはり減ってしまい、調教を加減してきてもギリギリかちょっと下回ったかなと思う状態だったので、馬体の回復を優先して今後のことを考えたいと思っています

いやぁ、もったいないレースでしたね。不利がなければ、勝ち上がりまであったんじゃないかと思ってしまいます。何度もレースのリプレイを見ていますが、残り200mあたりの脚色は、勝ち馬と同等だったと思います。そのため、不利がなければ、勝ち馬より前でレースをしているヴァンデスプワールが勝っていたんじゃないかなと・・・。
審議の後、着順は変わらないという結果にはしばらくモヤモヤしていました。要するに、加害馬のコスモマインが、寄れてヴァンデスプワールより後ろに下がったものの、ヴァンデスプワールより前でゴールしたため、コスモマインの方が能力値が上だよ。ということですよね。
んーそうとも限らないでしょうよ。瞬発力の違いはどうなる。とは思うものの、現状のルールでは着順は変わらないという判定なので、仕方ないですね。これも競馬。
でも、それなら裁決レポートをもっと細かく記載してほしいなと思いましたね。定型文のような内容では、競馬ファンはそう簡単に納得しないと思います。

“優先出走権を獲りましたが、レース後のテンションと馬体の細化が気がかりなので、レース後の状態を慎重に確認したうえで判断していきます”との事。
馬体が小さく、一戦一戦が勝負レースとなるだけに、この不利は非常にもったいない、悔しい結果となってしまいました。もしかしたらこの一戦が一番勝ち上がりに近かったレースとなってしまう場合もありますからねぇ。。。
ですが、2000mでもギリギリ折り合っていたので、この距離に対応できたのは収穫ですね。個人的には上り勝負はあまり向いてなさそうに思います。今回は上り2位でしたが、流れが速くなったのもよかったのかもしれません。センスもありますし、近いうちに勝ち上がれると思います。ただやはり馬体重がネックになっているので、うまく調整してくれることに期待しましょう。一旦放牧して、次回は3月あたりでしょうか。東京より中山向きかなと思いますので、ちょうどいいかも。ローカルの牝馬限定戦でもいいですね!

スポーツ報知

 ゴール前での痛恨の不利が響いた惜敗だった。道中は大外枠からスッと好位に取りつき、折り合いも含めてスムーズに追走。直線は…

最後に、ここで外に出せていれば、また結果は違ったのかな~と思ったシーン

ただ、ここで外に出せずに脚を溜めれたから今回3着だったとも言えるかもですが・・・

ひとまず

ヴァンデスプワールさん、お疲れさん!とにかくたくさん食べて!
津村騎手!ありがとうございました!

この記事はキャロットクラブの許可を得て転載しています。

ロードシュトローム 楽勝!

2021年01月17日(日)
小倉競馬場
第7レース 1勝クラス
ダート1700m

という条件のレースに出走したロードシュトロームのレース回顧をします。
前々走、前走と思うように結果が出なかったロードシュトロームですが、その後、同じレースに出走した馬達が、いい結果を残していただけに、能力はあると確信、そろそろ結果を出してほしいと思っていました。パドックでは、前走時と同様に活気があり、仕上がっているように見えました。
スムーズにゲートインするもゲート内では少し怪しい動き。
テンのスピードの違いでハナを奪う

出遅れたイグナイターが向こう正面で捲ってきたものの、騎手が冷静にうまく対応し、前に入られないように微妙に詰める

残り600mあたりから再度ハナを奪い、そのまま馬なりでレースを進める

直線に入り、追い出し開始

ムチの合図にこたえ、加速し、他馬をグングン突き放し、快勝!

ロードシュトローム ホッとした

清水調教師
今回は内枠だったのに加え、元々が二の足も速いタイプ。スタートさえ五分に決まれば、このようなレース運びかな・・・と思った通りでした。向正面で捲られた際は乗り役が冷静に対応してくれ、直線で突き放した後も脚色に余裕が窺える強い競馬。この時期で2勝目を挙げたのは大きいかも知れません。まずはトレセンへ戻って様子を確認。その上で新たなプランを検討します

いやぁやりましたね!イグナイターと一騎打ちかなと思っていたので、ロードシュトロームがスタート決まって、イグナイターが出遅れた時には、正直、勝ったなと思いました。道中、イグナイターが捲ってきたときも、松山騎手が冷静にうまく対応してくれたので、最後まで安心して見れました。
2着は、もちの木賞で8着だったポールスターでしたから、やっぱりかなり強いメンバー構成だったんですね。
ここで勝ってくれて、本当にほっとしました。能力があるのはわかっていましたので、条件次第だったということでしょう。今回のレースを見て確信したのは、やはり、スピード、持続力があるということ。逃げて、上り最速は中京のレコード勝ちと同じですし、マイペース逃げが向いてるのかな。
オープン入りで次走の目標はどこになるでしょうか。個人的には、1600m以下で見てみたいので、ヒヤシンスSがいいかなと思います。次回の更新が楽しみになりました!

ひとまず

ロードシュトロームさん、お疲れさん!
松山騎手!ありがとうございました!次走も頼んます!

この記事は株式会社ロードサラブレッドオーナーズの許可を得て転載しています。

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